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クラスの型

WSCvscrBar

メソッド関数仕様



onIncrement() 関数の説明

書式
void onIncrement()
機能
スクロールバーが増方向に移動した場合、INCREMENT イベントが 発生し onIncrement( ) 関数が実行されます。
処理
アプリケーションは、トリガ WSEV_INCREMENT による イベントプロシージャを用いる変わりに、 この関数をオーバーライドすることでも、移動に関する イベント処理を行うことができます。
引数
なし。
返値
なし。
注意
サンプル
void new_class::onIncrement(){
  //スクロール値が増えた場合に行う処理を記述します。

  //処理を派生元クラスに引き継ぎます。
  old_class::onIncrement();
}



onPageIncrement() 関数の説明

書式
void onPageIncrement()
機能
スクロールバーがページ移動量分、 増方向に移動した場合、INCREMENT イベントが 発生し onPageIncrement( ) 関数が実行されます。
処理
アプリケーションは、トリガ WSEV_PAGE_INCREMENT による イベントプロシージャを用いる変わりに、 この関数をオーバーライドすることでも、移動に関する イベント処理を行うことができます。
引数
なし。
返値
なし。
注意
サンプル
void new_class::onPageIncrement(){
  //スクロール値がページ移動量分増えた場合に行う処理を記述します。

  //処理を派生元クラスに引き継ぎます。
  old_class::onPageIncrement();
}



onDecrement() 関数の説明

書式
void onDecrement()
機能
スクロールバーが減方向に移動した場合、DECREMENT イベントが 発生し onDecrement( ) 関数が実行されます。
処理
アプリケーションは、トリガ WSEV_DECREMENT による イベントプロシージャを用いる変わりに、 この関数をオーバーライドすることでも、移動に関する イベント処理を行うことができます。
引数
なし。
返値
なし。
注意
サンプル
void new_class::oneDecrement(){
  //スクロール値が減った場合に行う処理を記述します。

  //処理を派生元クラスに引き継ぎます。
  old_class::onDecrement();
}



onPageDecrement() 関数の説明

書式
void onPageDecrement()
機能
スクロールバーがページ移動量分、 減方向に移動した場合、DECREMENT イベントが 発生し onPageDecrement( ) 関数が実行されます。
処理
アプリケーションは、トリガ WSEV_PAGE_DECREMENT による イベントプロシージャを用いる変わりに、 この関数をオーバーライドすることでも、移動に関する イベント処理を行うことができます。
引数
なし。
返値
なし。
注意
サンプル
void new_class::onPageDecrement(){
  //スクロール値がページ移動量分減った場合に行う処理を記述します。

  //処理を派生元クラスに引き継ぎます。
  old_class::onPageDecrement();
}



onBegin() 関数の説明

書式
void onBegin()
機能
先頭移動スクロールボタンが押下されると BEGIN イベントが 発生し onBegin( ) 関数が実行されます。
処理
アプリケーションは、トリガ WSEV_BEGIN による イベントプロシージャを用いる変わりに、 この関数をオーバーライドすることでも、先頭移動に関する イベント処理を行うことができます。
引数
なし。
返値
なし。
注意
サンプル
void new_class::onBegin(){
  //先頭移動スクロールボタンが押下された場合に行う処理を記述します。

  //処理を派生元クラスに引き継ぎます。
  old_class::onBegin();
}



onEnd() 関数の説明

書式
void onEnd()
機能
末尾移動スクロールボタンが押下されると END イベントが 発生し onEnd( ) 関数が実行されます。
処理
アプリケーションは、トリガ WSEV_END による イベントプロシージャを用いる変わりに、 この関数をオーバーライドすることでも、末尾移動に関する イベント処理を行うことができます。
引数
なし。
返値
なし。
注意
サンプル
void new_class::onEnd(){
  //末尾移動スクロールボタンが押下された場合に行う処理を記述します。

  //処理を派生元クラスに引き継ぎます。
  old_class::onEnd();
}



onActivate() 関数の説明

書式
void onActivate()
機能
スクロールバーやスクロールボタンが放たれスクロール動作が完了 した場合 ACTIVATE イベントが 発生し onActivate( ) 関数が実行されます。
処理
アプリケーションは、トリガ WSEV_ACTIVATE による イベントプロシージャを用いる変わりに、 この関数をオーバーライドすることでも、移動完了に関する イベント処理を行うことができます。
引数
なし。
返値
なし。
注意
サンプル
void new_class::onActivate(){
  //一連のスクロール動作が完了した場合に行う処理を記述します。

  //処理を派生元クラスに引き継ぎます。
  old_class::onActivate();
}



onValueChange() 関数の説明

書式
void onValueChange()
機能
スクロール位置が変化した場合、 VALUE-CH イベントが 発生し onValueChange( ) 関数が実行されます。
処理
アプリケーションは、トリガ WSEV_VALUE_CH による イベントプロシージャを用いる変わりに、 この関数をオーバーライドすることでも、移動に関する イベント処理を行うことができます。
引数
なし。
返値
なし。
注意
サンプル
void new_class::onValueChange(){
  //値が変化した場合に行う処理を記述します。

  //処理を派生元クラスに引き継ぎます。
  old_class::onValueChange();
}



getMaxSlideValue() 関数の説明

書式
WSCulong getMaxSlideValue()
機能
スクロール位置の最大値を取得します。
処理
スクロール位置の最大値は、WSNmaximum - WSNsliderSize となります。
引数
なし。
返値
なし。
注意
サンプル
  //スクロール位置の最大値を取得します。
  WSCulong scrw = newvscr_000->getMaxSlideValue();


Document Release 3.00

For Use with Wide Studio Release 3.00, Summer 2002


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