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2.2.7 起動と確認

本節では、作成したジョブの起動方法と確認について説明する。

設計情報例

ジョブ定義例

起動と確認

手順

1. ジョブの起動

  1. 「実行」→「構成および実行」を選択する。
  2. 「Javaアプリケーション」右クリックし、「新規」を選択する。
  3. 「Javaアプリケーション」直下に追加された「新規構成」を選択し、プロジェクトに“terasoluna-batch-blank”、メイン・クラスに“jp.terasoluna.fw.batch.springsupport.init.JobStarter”を入力する。
  4. 「引数」タブ内の「プログラムの引数」に“ジョブID”とジョブBean定義ファイルのパスを入力し、「実行」を押下する。
    JB0001 tutorial/UC0001/JB0001.xml
    

2. ログの確認

コンソールに以下のログが出力されることを確認する。
デフォルトの設定では正常終了した場合、ジョブ終了コードは“0”となる。

[DEBUG] start Batch
...
[WARN ] 顧客ID"034"の取引日が運用日付以降です。
...
[DEBUG] 【 END 】 [jobId=JB0001] [jobRequestNo=] [StartType=SYNC] [jobExitCode=0]
[DEBUG] end Batch

3. データの確認

DBManagerを起動し、“残高テーブル”および“残高履歴テーブル”のデータを確認する。

備考

DBManagerの起動および設定については以下を参照すること。
2.1 チュートリアル学習環境の整備 (5)データベースの設定

参考資料
  • 『BE-01 同期型ジョブ起動機能』

次項:2.2.8 エラー処理の実装

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