クラス URLHashMap


  • public final class URLHashMap
    extends Object
    URLHashMap は、セキュリティ強化の為の Hybs独自の暗号化クラスです。 このクラスは、暗号化キーを受け取り、それに基づいて暗号化/復号化を行います。 ここでの暗号化は、秘密キー方式でバイト文字列に変換されたものを、16進アスキー文字に 直して、扱っています。よって、暗号化/復号化共に、文字列として扱うことが可能です。
    変更履歴:
    5.2.2.0 (2010/11/01) 新規追加, 6.4.3.3 (2016/03/04) キャッシュを、世代交代のWeakHashMapから、LinkedHashMap(固定容量) に変更します。
    機能分類
    ライセンス管理
    バージョン
    5.2.2.0 (2010/11/01)
    作成者
    Kazuhiko Hasegawa
    導入されたバージョン:
    JDK1.6,
    • メソッドの詳細

      • makeUrlChange

        public static String makeUrlChange​(String url,
                                           String hkey,
                                           boolean extOnly)
        URL をハッシュ化/暗号化して返します。 共通処理を簡易化するための、便利メソッドです。 ここでのハッシュ化/暗号化は、URLのパラメータ(?以降の部分)のみ行います。 また、ここで渡す文字列は、URLを含む文字列なので、href のキーワードを 手がかりに、? を探して、その部分のみ、変換します。 href を含まない場合は、それ自体が URL と判断して、? を探します。 ? が存在しないケースは、url をそのまま返します。 URLのアドレスが、"/" から始まる場合は、自身のアドレスと判断し、ハッシュ処理を行います。 そうでない場合(http:// や ../ の場合)は、暗号化処理を行います。 第2引数は、ハッシュ化/暗号化されたパラメータを指定するキーになります。(標準は、h_r) 処理を選択します。 href を含まず、'?' だけを含む場合は、'?' 以降を暗号化します。 ハッシュの場合、このキーを元に、設定値を内部キャッシュ(Map)に設定します。 Map は、3世代持っており、内部キャッシュ(SIZE=6000)を超えると、2世代目に移行し、 さらに、超えると、3世代目に移行します。3世代目は、WeakHashMap を利用している ため、場合によってはデータがなくなり、アクセス不能になっている可能性があります。
        パラメータ:
        url - オリジナルのURL、または、URLを含む文字列
        hkey - パラメータのキーとして使用する文字
        extOnly - 外部URL対応 [true:外部URLの場合のみ処理を実行/false:全実行]
        戻り値:
        変換されたURL を含む文字列
      • makeHashKey

        public static String makeHashKey​(String val)
        引数の設定値をハッシュ化したときの値(=ハッシュキー)を作成します。 内部的に、このハッシュキーを元に、設定値を内部キャッシュ(Map)に設定します。
        パラメータ:
        val - オリジナルの設定値
        戻り値:
        ハッシュキー
        変更履歴:
        6.4.3.1 (2016/02/12) PMD refactoring. HashMap → ConcurrentHashMap に置き換え。, 6.4.3.3 (2016/03/04) キャッシュを、世代交代のWeakHashMapから、LinkedHashMap(固定容量) に変更します。
        このメソッドは、nullを返しません
      • makeEncrypt

        public static String makeEncrypt​(String val)
        引数の設定値を暗号化したときの値を作成します。 暗号化なので、ハッシュ化の時の用に、内部キャッシュ(Map)に設定しません。 処理時間等を考慮すると、外部URLの暗号化や、長期にわたるURL(一旦、システムの 外部にURLを渡す:例えば、メールでリンク先を送信するなど)の作成に使用します。
        パラメータ:
        val - オリジナルの設定値
        戻り値:
        暗号化キー
        このメソッドは、nullを返しません
      • getValue

        public static String getValue​(String key)
        指定のキーに対応した設定値を取り出します。 ここでは、ハッシュ化 または 暗号化されているキーに対して、 ハッシュキーであれば、関連付けられた設定値を取り出し、暗号化キーで あれば、復号化処理を行います。
        パラメータ:
        key - ハッシュ化/暗号化されたキー
        戻り値:
        オリジナルの設定値
        変更履歴:
        6.4.1.1 (2016/01/16) URLMAP2 を、static finalにするため、代入せずに、clear() + putAll(Map) で処理します。, 6.4.3.1 (2016/02/12) PMD refactoring. HashMap → ConcurrentHashMap に置き換え。, 6.4.3.3 (2016/03/04) キャッシュを、世代交代のWeakHashMapから、LinkedHashMap(固定容量) に変更します。