クラス ForwardTag

  • すべての実装されたインタフェース:
    Serializable, javax.servlet.jsp.tagext.BodyTag, javax.servlet.jsp.tagext.IterationTag, javax.servlet.jsp.tagext.JspTag, javax.servlet.jsp.tagext.Tag, javax.servlet.jsp.tagext.TryCatchFinally

    public class ForwardTag
    extends CommonTagSupport
    制御を別の画面にフォワードする場合に使用するタグです(通常は、entry.jsp で使用します)。 フォワード時に、指定の引数をセットできます。
    関連項目:
    直列化された形式
    機能分類
    画面制御
    形式サンプル:
    ●形式:<og:forward page="…" gamenId="[…]" /> ●body:なし ●Tag定義: <og:forward gamenId 【TAG】gamenId 属性を登録します page ○【TAG】転送先URLを指定します(必須)。 keys 【TAG】キーを CSV形式でセットします vals 【TAG】キーに対応する値を CSV形式でセットします dbkeys 【TAG】DBキーをCSV形式でセットします scope 【TAG】キャッシュする場合のスコープ[request/page/session/application]を指定します(初期値:session) useRedirect 【TAG】response.sendRedirect するかどうか[true/false]を指定します(初期値:false) contentType 【TAG】response.sendRedirect する場合、ContentType を設定します(初期値:未指定) 7.1.0.0 (2020/01/20) target 【TAG】サブミット先の文書を表示させるフレーム、またはウィンドウの名前を指定します filename 【TAG】ファイル転送時にファイル名の別名を指定します(初期値:null) disposition 【TAG】ファイル転送時のヘッダー情報として、Content-Dispositionに設定する値を指定します(初期値:CONTENT_DISPOSITION[=])。 noTransition 【TAG】(通常は使いません )画面遷移を行わない形式の登録方法を使用するかを指定します useAjaxSubmit 【TAG】(通常は使いません) ajaxを利用したsubmitを利用するかどうかを指定します redirectEncode 【TAG】(通常は使いません) useRedirect=true時に 日本語を含む転送先(page)をバイナリ変換するときのコード名[UTF-8/Windows-31J]など(初期値:null) forceEnc 【TAG】(通常は使いません) valsの値が[で開始している場合でもURLEncodeを通すかを設定します(初期値:false) 5.10.15.3 (2019/09/27) caseKey 【TAG】このタグ自体を利用するかどうかの条件キーを指定します(初期値:null) caseVal 【TAG】このタグ自体を利用するかどうかの条件値を指定します(初期値:null) caseNN 【TAG】指定の値が、null/ゼロ文字列 でない場合(Not Null=NN)は、このタグは使用されます(初期値:判定しない) caseNull 【TAG】指定の値が、null/ゼロ文字列 の場合は、このタグは使用されます(初期値:判定しない) caseIf 【TAG】指定の値が、true/TRUE文字列の場合は、このタグは使用されます(初期値:判定しない) debug 【TAG】デバッグ情報を出力するかどうか[true/false]を指定します(初期値:false) /> ※ 6.4.3.0 (2016/02/05) disposition 追加 以前は、inline 固定でしたが、引数で指定できるようにします。 ●使用例 <og:forward page = "転送先URLを指定します(必須)。" dbkeys = "DBキーをCSV形式でセットします。" keys = "キーを CSV形式でセットします。" vals = "キーに対応する値を CSV形式でセットします。" scope = "キャッシュする場合のスコープ(request,page,session,application)を指定します(初期値:session)。" gamenId = "gamenId 属性を登録します。" useRedirect = "useRedirect 属性を登録します。" filename = "ファイル転送時にファイル名を指定する場合に設定します。" target = "taregt 属性を登録します。" noTransition = "実際にforwardせずに、id="forwardUrl"属性のbody部分に遷移先のURLを出力します。(画面遷移なしモード時に使用します)" />
    バージョン
    4.0
    作成者
    Kazuhiko Hasegawa
    導入されたバージョン:
    JDK5.0,
    • コンストラクタの詳細

      • ForwardTag

        public ForwardTag()
        デフォルトコンストラクター
        変更履歴:
        6.4.2.0 (2016/01/29) PMD refactoring. Each class should declare at least one constructor.
    • メソッドの詳細

      • doEndTag

        public int doEndTag()
        Taglibの終了タグが見つかったときに処理する doEndTag() を オーバーライドします。
        定義:
        doEndTag インタフェース内 javax.servlet.jsp.tagext.Tag
        オーバーライド:
        doEndTag クラス内 CommonTagSupport
        戻り値:
        後続処理の指示
        変更履歴:
        2.1.0.0 (2002/10/11) 戻り値の先頭の "?" を追加しないように変更。, 3.0.1.3 (2003/03/11) 直接転送した場合の整合性を取る為の対応。, 3.1.1.2 (2003/04/04) Tomcat4.1 対応。release2() を doEndTag()で呼ぶ。, 3.1.2.0 (2003/04/07) ソースコード中の固定値を、定義ファイルを使用するように変更する。, 3.5.4.9 (2004/02/25) gamenId を指定して、フォワードできるようにします。, 3.5.6.6 (2004/08/23) useRedirect 属性を追加します。, 4.3.3.0 (2008/10/01) noTransition 属性を追加します。, 4.3.7.1 (2009/06/08) target属性に絶対パス及び"_"で始まる予約語を指定できるようにします。, 4.3.8.0 (2009/08/01) useAjaxSubmit対応、noTransition値取得メソッド名変更, 5.0.0.4 (2009/10/01) 画面遷移なし登録で戻った際に最終行が選択されるバグを修正, 5.1.3.0 (2010/02/01) noTransition、ajaxSubmitのコントロールは、requestで行う。, 5.1.6.0 (2010/05/01) IE以外は、MIMEエンコードする。(RFC2231に従う), 5.1.7.0 (2010/06/01) 画面IDをパラメーターに付加する。, 5.1.7.0 (2010/06/01) 遷移先がJSP以外の場合は、フォワードページのキャッシュをしない。, 5.1.8.0 (2010/07/01) httpが指定されていた場合に、自身の画面IDが付加されるバグを修正, 5.3.8.0 (2011/08/01) ファイル名指定でIEの場合、URLエンコードすると途中で切れるため(IE7のバグ)、Shift_JIS(WIndows-31J)で直接指定する。, 5.6.5.0 (2013/06/07) redirectEncode 属性を追加します。, 5.7.4.1 (2014/03/14) 日本語ファイル名が正しく処理できない件を修正(IE11のMSIE関連), 6.0.2.5 (2014/10/31) debug="true" を設定したときは、forward も sendRedirect も行わない。, 6.3.4.0 (2015/08/01) caseKey,caseVal,caseNN,caseNull,caseIf 属性対応, 6.4.0.2 (2015/12/11) 飛び先の画面が見つからない(アクセス権がない)場合、転送先URL を null にする。, 6.9.0.0 (2018/01/31) Windows10 の Edge で、ファイルの文字化け対応(FileDownload servletと同じ対応を入れます)。, 6.9.8.0 (2018/05/28) debug="true" 時は、画面遷移は行わない。, 5.10.11.0 (2019/05/03) URLチェック対応を追加, 7.1.0.0 (2020/01/20) contentType 追加。
      • release2

        protected void release2()
        タグリブオブジェクトをリリースします。 キャッシュされて再利用されるので、フィールドの初期設定を行います。
        オーバーライド:
        release2 クラス内 CommonTagSupport
        変更履歴:
        2.0.0.4 (2002/09/27) カスタムタグの release() メソッドを、追加, 3.1.1.2 (2003/04/04) Tomcat4.1 対応。release2() を doEndTag()で呼ぶ。, 3.5.4.9 (2004/02/25) 画面ID属性(gamenId)を追加, 3.8.5.0 (2006/03/06) filename 属性を追加します。, 4.3.3.0 (2008/10/01) noTransition 属性を追加します。, 5.6.5.0 (2013/06/07) redirectEncode 属性を追加します。, 6.4.3.0 (2016/02/05) disposition属性、新規追加。, 5.10.11.0 (2019/05/03) urlCheck対応, 5.10.15.3 (2019/09/27) forceEnc追加, 7.1.0.0 (2020/01/20) contentType 追加。
      • setPage

        public void setPage​(String url)
        【TAG】転送先URLを指定します。
        パラメータ:
        url - 転送先URL
        説明:
        転送先URLを指定します。
      • setDbkeys

        public void setDbkeys​(String key)
        【TAG】DBキーをCSV形式でセットします。
        パラメータ:
        key - DBキー(CSV形式)
        説明:
        URI の引数にセットするキーを CSV形式でセットします。 ここの指定は,DBTableModel 上のデータを取り込みます。
      • setKeys

        public void setKeys​(String key)
        【TAG】キーを CSV形式でセットします。
        パラメータ:
        key - キー(CSV形式)
        説明:
        URI の引数にセットするキーを CSV形式でセットします。
      • setVals

        public void setVals​(String val)
        【TAG】キーに対応する値を CSV形式でセットします。
        パラメータ:
        val - 値(CSV形式)
        変更履歴:
        3.5.6.2 (2004/07/05) CommonTagSupport#getCSVParameter を使用
        説明:
        URI の引数にセットする値を CSV形式でセットします。 分解方法は、CSV変数を先に分解してから、getRequestParameter で値を取得します。 こうしないとデータ自身にカンマを持っている場合に分解をミスる為です。
      • setGamenId

        public void setGamenId​(String id)
        【TAG】画面ID を指定します。
        パラメータ:
        id - 画面ID
        関連項目:
        setUseRedirect( String )
        変更履歴:
        3.5.4.9 (2004/02/25) 新規追加
        説明:
        gamenId 属性は、画面IDをキーに、実アドレスを求めるのに使用します。 画面IDが指定された場合は、実アドレスに変換する。指定されない場合は、 page 属性をそのままリダイレクトアドレスとします。 gamenId を指定した場合は、このuseRedirect属性に関係なく、Redirect されます。
      • setUseRedirect

        public void setUseRedirect​(String flag)
        【TAG】response.sendRedirect するかどうか[true/false]を指定します(初期値:false)。
        パラメータ:
        flag - リダイレクト転送か [true:redirect/false:forwrd]
        関連項目:
        setGamenId( String )
        変更履歴:
        3.5.6.6 (2004/08/23) 新規追加
        説明:
        useRedirect 属性は、URLの転送方式を指定できます。 通常は、pageContext.forward しますが、この属性に true を 設定すると、response.sendRedirect します。 gamenId を指定した場合は、この属性に関係なく、Redirect されます。 初期値は、false (forward) です。
      • setContentType

        public void setContentType​(String type)
        【TAG】response.sendRedirect する場合、ContentType を設定します(初期値:未指定)。
        パラメータ:
        type - ContentType属性
        関連項目:
        setUseRedirect( String )
        変更履歴:
        7.1.0.0 (2020/01/20) contentType 追加。
        説明:
        useRedirect="true" の場合のみ、この属性は有効になります。 例)contentType="text/plain; charset=UTF-8" 初期値は、未指定です。
      • setTarget

        public void setTarget​(String name)
        【TAG】サブミット先の文書を表示させるフレーム、またはウィンドウの名前を指定します。
        パラメータ:
        name - フレーム名(ターゲット属性)
        変更履歴:
        3.8.0.4 (2005/08/08) 新規追加
        説明:
        サブミット先のフレーム名(ターゲット属性)を設定します。
      • setFilename

        public void setFilename​(String name)
        【TAG】ファイル転送時にファイル名の別名を指定します(初期値:null)。
        パラメータ:
        name - ファイル名
        説明:
        ファイルを転送する場合に、オープンさせるファイル名を指定します。 指定しない場合は、フォラード前に呼び出されたアドレスがそのまま使用されます。 ※ useRedirect="true"時(つまり、リダイレクトする場合)は、ファイル名の指定が できません。(少なくとも私の知識では出来ませんでした。)
      • setDisposition

        public void setDisposition​(String dispos)
        【TAG】ファイルダウンロードさせる場合に、Content-Disposition に設定する値 (初期値:CONTENT_DISPOSITION[=])。
        パラメータ:
        dispos - Content-Dispositionに設定する値(inline/attachment)
        変更履歴:
        6.4.3.0 (2016/02/05) disposition属性、新規追加。
        説明:
        inline(そのまま開く) を指定すると、PDF などは直接ダウンロードが始まります。 attachment(ダウンロードダイアログを表示する) を指定すると、保存のダイアログを表示しますが EXCEL などの場合、inline にしても、ダイアログが表示され、開くをクリックしても ダウンロードが始まらなかったり、EXCELが開いたあと、ブラウザの操作が出来なくなったり、 よくわからないため、選択できるようにします。 (初期値:システム定数のCONTENT_DISPOSITION[=])。
      • setNoTransition

        public void setNoTransition​(String noTrnstn)
        【TAG】(通常は使いません)画面遷移を行わない形式の登録方法を使用するかを指定します。
        パラメータ:
        noTrnstn - 画面遷移を行わない登録か [true:画面遷移を伴わない/false:伴う]
        変更履歴:
        4.3.3.0 (2008/10/01) 新規追加, 5.1.3.0 (2010/02/01) noTransition、ajaxSubmitのコントロールは、requestで行う。
        説明:
        画面遷移なしの登録を行うかどうかを指定します。 trueが指定された場合、forwardタグでは、実際の画面遷移は行わずに、forward先の URLを
        [URL]
        の形でHTMLとして出力し、JavaScript側で 実際の画面遷移を発生させます。target属性は
        [TARGET]
        で 出力されます。 この値は、og:headタグで設定値、または前画面からの値を継承するため、通常、この属性ではセットしません。
      • setUseAjaxSubmit

        public void setUseAjaxSubmit​(String ajaxSubmit)
        【TAG】(通常は使いません)ajaxを利用したsubmitを利用するかどうか[true:利用する/false:利用しない]を指定します。
        パラメータ:
        ajaxSubmit - ajaxを利用したsubmitを利用するか [true:利用する/false:利用しない]
        変更履歴:
        4.3.8.0 (2009/08/01) 新規追加, 5.1.3.0 (2010/02/01) noTransition、ajaxSubmitのコントロールは、requestで行う。
        説明:
        ajaxを利用したSubmit処理を行うかどうかを指定します。 setNoTransitionをtrueにした場合と同様の処理を行います。 (forwardせずにURLをDIVタグで出力する) この値は、og:headタグで設定値、または前画面からの値を継承するため、通常、この属性ではセットしません。
      • setRedirectEncode

        public void setRedirectEncode​(String redEnc)
        【TAG】(通常は使いません)useRedirect=true時に 日本語を含む転送先(page)をバイナリ変換するときのコード名[UTF-8/Windows-31J]など(初期値:null)。
        パラメータ:
        redEnc - 転送先(page)の変換文字コード名 (UTF-8/Windows-31Jなど)
        変更履歴:
        5.6.5.0 (2013/06/07) 新規追加
        説明:
        日本語ファイル名を持つ URL を useRedirect で転送する場合に、転送先(page)をバイナリ変換しないと、転送できないケースがあります。 このあたりは、ブラウザにも依存するので、既存の処理に影響しない様に、このパラメータを使用する場合のみ 処理を実行します。 IEでの日本語ファイル転送で、うまくいかない場合の、暫定処置です。 IEの場合は、redirectEncode="UTF-8" で、日本語ファイルを転送できます。 ただし、useRedirect=true時に filename 属性によるファイル名の書き換え処理はできませんので、ご注意ください。 初期値は、null で、バイナリエンコードしません。(互換性ありの状態です。)
      • setUseURLCheck

        public void setUseURLCheck​(String flag)
        【TAG】リンクアドレスにURLチェック用の確認キーを付加するかどうか[true/false]を指定します。
        パラメータ:
        flag - 暗号化するかかどうか [true:暗号化する/false:しない]
        関連項目:
        URLCheckFilter
        変更履歴:
        5.10.11.0 (2019/05/03) 新規追加
        説明:
        この属性は、URLCheckFilter(org.opengion.hayabusa.filter.URLCheckFilter)と合わせて使用します。 trueが指定された場合、リンクURLのパラメーターに、URL確認用のパラメーターが出力されます。 このパラメーターを、URLCheckFilterが復号化し、正式なアクセスであるかどうかの判定を行います。 初期値は、 システムリソースのLINK_URL_CHECK です。
      • setForceEnc

        public void setForceEnc​(String flg)
        【TAG】valsの値が[で開始している場合でもURLEncodeを通すかを設定します(初期値:false)。
        パラメータ:
        flg - URLEncodeを通す場合は、trueをセット
        変更履歴:
        5.10.15.3 (2019/09/27) forceEnc追加
        説明:
        テーブルモデルの値の変換のため、通常は先頭が[の場合はエンコードがかかりません。 強制的にかける場合にtrueにします。
      • toString

        public String toString()
        このオブジェクトの文字列表現を返します。 基本的にデバッグ目的に使用します。
        オーバーライド:
        toString クラス内 CommonTagSupport
        戻り値:
        このクラスの文字列表現
        このメソッドは、nullを返しません