クラス LabelDataLoader
- java.lang.Object
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- org.opengion.hayabusa.resource.LabelDataLoader
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final class LabelDataLoader extends java.lang.Object
systemId と lang に対応したラベルデータを作成するデータロードクラスです。 ラベルデータは、項目(CLM)に対して、各種ラベル情報を持っています。 ラベルデータは、名前(ORG)と名前(短)と名前(長)を持っています。従来のラベルは、表示名称と して、一種類しか持っていませんでした。 名前(ORG)は、従来の表示名称にあたります。これは、一般的なラベルとして 使用されます。名前(短)は、テーブル一覧のヘッダーの様に、特殊なケースで、 簡略化された名称を使用するときに利用されます。この切り替えは、自動で判断されます。 名前(短)に、なにも設定されていない場合は、名前(長)が自動的に使用されますので 初期データ移行時には、そのまま、通常時もテーブルヘッダー時も同じ文字列が 使用されます。 名前(短)と名前(長)は、コメント情報が存在する場合は、Tips表示を行います。 ラベルデータを作成する場合は、同一ラベルで、作成区分(KBSAKU)違いの場合は、 最も大きな作成区分を持つコードを使用します。 作成区分(KBSAKU)='0' のデータは、マスタリソースとして、エンジンとともに 配布されるリソースになります。 読込フラグ(FGLOAD)='1'のラベルリソースは、このLabelDataLoaderオブジェクトが 構築された時に、すべてキャッシュとして内部メモリに読み取ります。 読込フラグが、'1' 以外のデータは、初期起動時には、メモリにキャッシュされず 実際に使用されるまで、オブジェクトが作成されません。 これは、使用されるかどうか判らないラベルデータを、予め作成しないことで、メモリの 節約を図っています。 ただし、リソースのキャッシュに、WeakHashMap クラスを使用しているため、 メモリオーバー時には、クリアされるため、単独での読み取りも行います。 SYSTEM_ID='**' は、共通リソースです。 これは、システム間で共通に使用されるリソース情報を登録しておきます。- 機能分類
- リソース管理
- 変更履歴:
- 4.0.0.0 (2004/12/31) 新規作成
- バージョン
- 4.0
- 作成者
- Kazuhiko Hasegawa
- 導入されたバージョン:
- JDK5.0,
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フィールドの概要
フィールド 修飾子とタイプ フィールド 説明 static boolean
USE_DB_APPLICATION_INFO
コネクションにアプリケーション情報を追記するかどうか指定
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コンストラクタの概要
コンストラクタ コンストラクタ 説明 LabelDataLoader(java.lang.String systemId, java.lang.String lang, boolean initLoad)
SystemId と lang 毎に ファクトリオブジェクトを作成します。
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メソッドの概要
すべてのメソッド インスタンス・メソッド concreteメソッド 修飾子とタイプ メソッド 説明 void
clear()
LabelData オブジェクトのキャッシュをクリアします。void
clear(java.lang.String key)
LabelData オブジェクトのキャッシュを個別にクリアします。LabelData
getLabelData(java.lang.String key)
LabelData オブジェクトを取得します。java.util.Map<java.lang.String,LabelData>
getLabelMap(java.lang.String query, java.lang.String dbid)
指定されたクエリを発行し、ラベルマップを作成します。
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メソッドの詳細
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getLabelData
public LabelData getLabelData(java.lang.String key)
LabelData オブジェクトを取得します。 作成したLabelDataオブジェクトは,内部にプールしておき,同じリソース要求が あったときは,プールの LabelDataを返します。 リソースDBに存在しない場合は、NULLラベルを作成します。このオブジェクトも キャッシュします。 読込フラグ(FGLOAD)が '1' のデータは、起動時に先読みします。 それ以外のデータは、ここでキー要求が発生した時点で読み込みます。 読込フラグ(FGLOAD) のマーカー設定モード(USE_FGLOAD_AUTOSET)を使用する(true)場合は、 追加読み込み(先読みされていないカラム)に対して、読込フラグ(FGLOAD)を 2:使用実績 に 設定します。(次回起動時の、初期読み込みは行いません。)- パラメータ:
key
- ラベルのキー- 戻り値:
- LabelDataオブジェクト
- 変更履歴:
- 3.8.7.0 (2006/12/15) アクセスログ取得の為,ApplicationInfoオブジェクトを設定, 6.3.1.1 (2015/07/10) 読込フラグ(FGLOAD) のマーカー設定追加。, 7.2.6.0 (2020/06/30) "**"以外にベースとなるSYSTEM_ID(RESOURCE_BASE_SYSTEM_ID)設定の対応
- このメソッドは、nullを返しません
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getLabelMap
public java.util.Map<java.lang.String,LabelData> getLabelMap(java.lang.String query, java.lang.String dbid)
指定されたクエリを発行し、ラベルマップを作成します。 ここで作成されたラベル情報は、内部的にキャッシュされません。 各画面で一時的にラベル情報を追加したい場合に使用します。 発行するクエリでは、第1カラムにラベルキーを、第2カラムにラベル名称を設定します。 第3カラムが存在する場合は、名称(短)として使用されます。(必須ではありません) クエリが指定されていない又は、検索したカラム数が1以下の場合はエラーを返します。- パラメータ:
query
- ラベルマップを作成するクエリdbid
- 接続先ID- 戻り値:
- ラベルマップ
- 変更履歴:
- 4.3.4.0 (2008/12/01) 新規作成, 6.4.0.5 (2016/01/09) useLabelMap="true" 時のSQL文の実行は、dbid を使用して行う。
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clear
public void clear(java.lang.String key)
LabelData オブジェクトのキャッシュを個別にクリアします。 リソースデータの更新など、一部分の更新時に、すべてのキャッシュを 破棄するのではなく、指定の分のみ破棄できる機能です。- パラメータ:
key
- ラベルのキー
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clear
public void clear()
LabelData オブジェクトのキャッシュをクリアします。
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