LKST 1.4からの変更点 -------------------- 1. IA64(IPF)対応 1つのパッチでIA64とIA32に対応できるように改良しました。(※) 具体的な変更としては ・kernelhooksをIA64のアセンブラに対応させました。 ・フックポイントの引数に、できるだけLKST_ARG()マクロを使うことにしました。 ・SYSV_IPCイベントをSysV IPCの種類毎に分けました。この結果、SysV IPCに関す るイベントの種類は11種類になりました。 ・どうしてもアーキテクチャ依存になるイベントの定義をasm/lkst_events.hに分離 しました。 (※)ただし、IA64ではLKCDのダンプ解析機能が使えません。 2. イベント関係の変更 LKST1,4までのバージョンでは、フックポイントの引数のバイトオーダが4バイト毎 に逆順になっていました。この順序を変更しました。 3. バグ修正 lkstのコマンドにあったバグを修正しました。 ・lkstbufコマンドの表示バグを修正しました。 ・lkstbufコマンドで、-vを指定しないとき、-cオプションが無視されていたのを修 正しました。 ・全てのコマンドでオプション指定時の境界条件がチェックされていなかったのを 修正しました。 4. その他 ・lkstutilsのconfigureで--enable-lkcdオプションを選択できるようにしました。