JRServletはPDFファイル、JPEGファイルを動的に出力できる Pure Java なServletです。
JRServletは3つから構成されています。
出力イメージを記述します。JasperReportsの記述で書きますので、図やグラフ、罫線など多彩な表現が自由にできます。
JasperReports:PDF・JPEGなどができるフリーのライブラリーです。
URLとデザイン部、データ部を関連付けたり、使用するクラスを設定するところです。このことにより複数のデザインを1つのサーブレットでできることになります。
データベースからデータを取得するところです。
各種Javaのインターフェースを用意してありますので、自由に組み立てることも可能です。
JDBCを使用すればJavaでのコーディングは不要です。 また、URL等にクエリーの可変条件を記述することにより、データ抽出のPDFファイルを容易に作成できます。
以下の特徴がJRServletにはあります
- JasperReportsをデザイン部に採用しているため、罫線をはじめ、図形やフォントなど高度な表現が容易にできます。
- JSP処理と同様にXMLからJasperにコンパイルを行う為非常に早く表示処理ができます。
- すべてJavaで記述されているので、EJBなどのJ2EEにも対応することが可能です。