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Public メソッド | すべてのメンバ一覧
クラス fk_UniChar

Unicode の文字を表すクラス [詳細]

+ fk_UniCharに対する継承グラフ
+ fk_UniCharのコラボレーション図

Public メソッド

 fk_UniChar (int code=0)
 コンストラクタ [詳細]
 
 fk_UniChar (const fk_UniChar &)
 コピーコンストラクタ [詳細]
 
fk_UniCharoperator= (const fk_UniChar &)
 単純代入演算子 [詳細]
 
bool readFile (FILE *fp)
 ファイル入力関数 [詳細]
 
void setBuffer (unsigned char c1, unsigned char c2)
 文字コード設定関数1 [詳細]
 
void setCode (int code)
 文字コード設定関数2 [詳細]
 
int getCode (void)
 文字コード参照関数 [詳細]
 
bool isAscii (void)
 ASCII文字判定関数 [詳細]
 
char getAscii (void)
 ASCII文字取得関数 [詳細]
 
- Public メソッド inherited from fk_BaseObject
 fk_BaseObject (fk_ObjectType type=FK_BASEOBJECT)
 コンストラクタ [詳細]
 
fk_ObjectType getObjectType (void) const
 タイプ取得関数 [詳細]
 

説明

Unicode の文字を表すクラス

このクラスは、Unicode による文字を制御するための機能を提供します。

FK では、日本語の内部コードとして UTF-16 を用いています。 本クラスは、UTF-16 による文字を格納することができます。 実質的には、 fk_UniStr による文字列クラスによってほとんどの用途は満たせるため、 ユーザがこのクラスを利用する機会はほとんどないと思われます。 fk_UniStr の内部実装において、本クラスが利用されています。

参照
fk_UniStr

コンストラクタとデストラクタ

fk_UniChar::fk_UniChar ( int  code = 0)

コンストラクタ

初期化の際に、数値によって文字コードを指定できます。

引数
[in]codeUTF-16 による文字コード。
fk_UniChar::fk_UniChar ( const fk_UniChar )

コピーコンストラクタ

関数

fk_UniChar& fk_UniChar::operator= ( const fk_UniChar )

単純代入演算子

bool fk_UniChar::readFile ( FILE *  fp)

ファイル入力関数

ファイルから1文字分のデータを入力し、 そのコードを格納します。

引数
[in]fpopen済みのFILE型ポインタ
戻り値
成功すれば true を、失敗すれば false を返します。
void fk_UniChar::setBuffer ( unsigned char  c1,
unsigned char  c2 
)

文字コード設定関数1

c1 + c2 * 256 で算出される文字コードを設定します。

引数
[in]c1Unicode 前半8bit部
[in]c2Unicode 後半8bit部
void fk_UniChar::setCode ( int  code)

文字コード設定関数2

文字コードを設定します。

引数
[in]codeUnicode での文字を表す数値
int fk_UniChar::getCode ( void  )

文字コード参照関数

設定されている文字コードを取得します。

戻り値
文字コード
bool fk_UniChar::isAscii ( void  )

ASCII文字判定関数

現在設定されている文字コードが、 ASCII文字かどうかを判定します。

戻り値
ASCII文字であれば true を、そうでなければ false を返します。
char fk_UniChar::getAscii ( void  )

ASCII文字取得関数

現在設定されている文字コードに対し、 ASCII 文字であると仮定した上で、その ASCII 文字を char 型で返します。 もし格納されている文字コードが ASCII 文字を表さない場合、 結果は保証されません。

戻り値
char 型の ASCII 文字