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Public メソッド
クラス fk_Point

点群を生成、管理するクラス [詳細]

+ fk_Pointに対する継承グラフ
+ fk_Pointのコラボレーション図

すべてのメンバ一覧

Public メソッド

 fk_Point (std::vector< fk_Vector > *array=NULL)
 コンストラクタ
virtual ~fk_Point ()
 デストラクタ
int pushVertex (fk_Vector pos)
 頂点追加関数
bool setVertex (int ID, fk_Vector pos)
 頂点位置設定関数
bool setVertex (int num, fk_Vector *array)
 点群生成関数 1
bool setVertex (std::vector< fk_Vector > *array)
 点群生成関数 2
bool removeVertex (int ID)
 頂点削除関数
fk_FVectorgetVertex (int ID)
 頂点位置ベクトル取得関数
int getSize (void)
 頂点数取得関数
void setDrawMode (int ID, bool mode)
 頂点描画制御関数
bool getDrawMode (void)
 全頂点描画状態参照関数
bool getDrawMode (int ID)
 個別頂点描画状態参照関数
void setColorID (int vID, int cID)
 描画色設定関数
bool getColorCount (void)
 描画色設定有無参照関数
int getColorID (int vID)
 描画色参照関数
void allClear (bool matFlag=true)
 点群全消去関数

説明

点群を生成、管理するクラス

このクラスは、形状として点群を制御する機能を提供します。 1つのインスタンスで、複数の点を制御することが可能です。

このクラスの機能は大きく以下のようなものとなります。

このクラスと同様に点群を扱うクラスとして、 fk_Particlefk_ParticleSet があります。 fk_Point が点の制御を直接的に行うのに対し、 fk_Particlefk_ParticleSet では 法則を記述することが主であるという特徴があります。

参照:
fk_Shape, fk_Particle, fk_ParticleSet

コンストラクタとデストラクタ

fk_Point::fk_Point ( std::vector< fk_Vector > *  array = NULL)

コンストラクタ

引数として vector による fk_Vector 型の配列を与えることによって、 最初から点群を生成することができます。

引数:
[in]array点群位置ベクトル配列。NULL の場合は何も生成しません。
virtual fk_Point::~fk_Point ( ) [virtual]

デストラクタ


関数

int fk_Point::pushVertex ( fk_Vector  pos)

頂点追加関数

頂点を新たに追加します。

引数:
[in]pos追加する頂点の位置ベクトル
戻り値:
新しい頂点の ID
bool fk_Point::setVertex ( int  ID,
fk_Vector  pos 
)

頂点位置設定関数

点群中の任意の頂点に対し、位置を設定します。

引数:
[in]ID頂点ID
[in]pos移動先の位置ベクトル
戻り値:
移動に成功すれば true を、失敗すれば false を返します。
bool fk_Point::setVertex ( int  num,
fk_Vector array 
)

点群生成関数 1

bool fk_Point::setVertex ( std::vector< fk_Vector > *  array)

点群生成関数 2

bool fk_Point::removeVertex ( int  ID)

頂点削除関数

fk_FVector* fk_Point::getVertex ( int  ID)

頂点位置ベクトル取得関数

指定した頂点の位置ベクトルのポインタを返します。 ベクトルの型は fk_Vector ではなく fk_FVector であることに注意して下さい。

引数:
[in]ID頂点ID
戻り値:
頂点の位置ベクトルインスタンスへのポインタ。 指定した頂点が存在しない場合は NULL を返します。
int fk_Point::getSize ( void  )

頂点数取得関数

点群の頂点数を返します。

戻り値:
頂点数
void fk_Point::setDrawMode ( int  ID,
bool  mode 
)

頂点描画制御関数

個別の頂点に対し、描画の有無を設定します。

引数:
[in]ID頂点ID
[in]modetrue であれば描画を有効に、false であれば無効にします。
bool fk_Point::getDrawMode ( void  )

全頂点描画状態参照関数

点群全体の描画状況を取得します。

戻り値:
点群中、1つでも描画される状態であれば true を、 そうでない場合は false を返します。 false を返す場合は、頂点が存在するが全て描画状態が無効である場合と、 1個も頂点が存在していない場合の2通りがありえます。
bool fk_Point::getDrawMode ( int  ID)

個別頂点描画状態参照関数

個別の頂点に対し、描画状況をを取得します。

引数:
[in]ID頂点ID
戻り値:
描画が有効であれば true を、無効であれば false を返します。 指定した ID を持つ頂点が存在しなかった場合も false を返します。
void fk_Point::setColorID ( int  vID,
int  cID 
)

描画色設定関数

個別の頂点に対し、描画色の ID を設定します。 色そのものの設定は、 fk_Shape::setPalette() を参照して下さい。

引数:
[in]vID頂点ID
[in]cID色ID
bool fk_Point::getColorCount ( void  )

描画色設定有無参照関数

点群の描画色設定の有無を取得します。

戻り値:
1個以上の点に描画色が設定されている場合 true を、 1つも描画色が設定されていない場合に false を返します。
int fk_Point::getColorID ( int  vID)

描画色参照関数

個別の頂点の描画色を取得します。

引数:
[in]vID頂点ID
戻り値:
描画色が設定されている場合はその描画色 ID を返します。 描画色が設定されていない場合は -1 を返します。 頂点が存在しない場合は -2 を返します。
void fk_Point::allClear ( bool  matFlag = true)

点群全消去関数

全ての頂点に関するデータを消去します。

引数:
[in]matFlagtrue の場合は、マテリアルパレットも初期化します。 false の場合は、マテリアルパレットに関しては消去しません。
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